Web東奥2017.1.3配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-03111149-webtoo-l02
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青森県田舎館村の刀匠・中畑貢さん(75)=号・國廣=が2日、自宅脇の鍛冶場で日本刀の打ち初めを行い名刀の誕生を祈願した。今年は初めて「刀女子」といわれる刀剣好きの女性6人を招いてともに作業、鍛冶場は例年になくにぎわった。
烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿の中畑さんは作業を前に「女性による打ち初めは日本国始まって以来ではないか」とあいさつ。約1200度まで熱した玉鋼を槌(つち)でたたいて不純物を取り除く「折り返し鍛錬」に取り掛かった。
火床から取り出した真っ赤な玉鋼が金床に乗せられると、女性6人は多少よろめきながら大槌を数度ずつ玉鋼にふり下ろした。
1番手となった弘前市の会社員三上佑佳子さん(23)は「たたいた時、鉄の重みがずっしりと手に伝わってきた」と感激した面持ち。中畑さんは「(理想とする)平安から鎌倉期の刀を再現できるよう頑張ろうという気持ち」と打ち初めに臨む心境を語った。
烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿の中畑さんは作業を前に「女性による打ち初めは日本国始まって以来ではないか」とあいさつ。約1200度まで熱した玉鋼を槌(つち)でたたいて不純物を取り除く「折り返し鍛錬」に取り掛かった。
火床から取り出した真っ赤な玉鋼が金床に乗せられると、女性6人は多少よろめきながら大槌を数度ずつ玉鋼にふり下ろした。
1番手となった弘前市の会社員三上佑佳子さん(23)は「たたいた時、鉄の重みがずっしりと手に伝わってきた」と感激した面持ち。中畑さんは「(理想とする)平安から鎌倉期の刀を再現できるよう頑張ろうという気持ち」と打ち初めに臨む心境を語った。