日本のチカラ
2017年2月12日(日) 5時50分~6時20分 テレビ朝日
#81 未来へ響け!槌の音~若き鍛冶職人の挑戦~
2017年2月12日(日) 5時50分~6時20分 テレビ朝日
#81 未来へ響け!槌の音~若き鍛冶職人の挑戦~
カッコいい!しかも抜群の切れ味!すごい包丁が福井県にあります。職人魂と心をこめた手作り包丁は、外国の方にも大人気!伝統と感性が織りなす、美の世界へようこそ!
【番組内容】福井県越前市は、南北朝時代に起源を持つ「越前打刃物」の産地です。手作業にこだわって作られる刃物は、丈夫で切れ味抜群。国の伝統的工芸品に指定されています。この町の若手鍛冶職人として注目を集めている若手職人がいます。2年前に自分の工房を持ち、伝統の技に若い感性を取り入れ、デザイン性と機能性を合わせ持つ包丁を作っています。大きな特徴は「槌目(つちめ)」。包丁に槌で入れた凹凸の模様は、究極の美しさです。さらに、槌目があることで包丁と食物の間に空気の層ができ、切り離れが抜群に良くなるのです。若手職人たちの夢は、越前打刃物の伝統を守り、発展させていくこと。そのため、職人自らが越前打刃物の販路開拓へ動き出しています。そんな中、アメリカ・ニューヨークでの展示会が決まりました。福井の伝統産業、眼鏡枠や越前漆器とコラボした新しい包丁を作りました。はたして、越前打刃物は世界で受け入れられるのでしょうか?
福井放送制作 協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構
http://www.minkyo.or.jp/01/2017/02/nipponnochikara_81.html
http://www.minkyo.or.jp/01/2017/02/nipponnochikara_81.html
福井県越前市は、南北朝時代に起源を持つ「越前打刃物」の産地です。手作業にこだわって作られる刃物は、丈夫で切れ味抜群。国の伝統的工芸品に指定されています。
この町の若手鍛冶職人として注目を集めているのが、黒優さん(37)。2年前に自分の工房を持ちました。黒さんは伝統の技に若い感性を取り入れ、デザイン性と機能性を合わせ持つ包丁を作っています。大きな特徴は「槌目(つちめ)」。
包丁に槌で入れた凹凸の模様は、究極の美しさです。さらに、槌目があることで包丁と食物の間に空気の層ができ、切り離れが抜群に良くなるのです。
黒さんは14年前、越前打刃物の製造・販売をする「タケフナイフビレッジ」で修業を始めました。タケフナイフビレッジでは、複数の刃物会社が工房を共有。若手職人は会社の枠を越えてベテラン職人から技術を学ぶことができます。一般的に保守的で堅いイメージがある伝統工芸。それを覆したからか、今、タケフナイフビレッジには刃物職人を目指し多くの若者が集まってきています。
黒さんをはじめ、タケフナイフビレッジの職人たちの夢は、越前打刃物の伝統を守り、発展させていくこと。そのため、職人自らが越前打刃物の販路開拓へ動き出しています。そんな中、若手職人が中心となって企画したのがアメリカ・ニューヨークでの展示会。福井の伝統産業、眼鏡枠や越前漆器とコラボした新しい包丁を作りました。果たして、越前打刃物は世界で受け入れられるのでしょうか?
この町の若手鍛冶職人として注目を集めているのが、黒優さん(37)。2年前に自分の工房を持ちました。黒さんは伝統の技に若い感性を取り入れ、デザイン性と機能性を合わせ持つ包丁を作っています。大きな特徴は「槌目(つちめ)」。
包丁に槌で入れた凹凸の模様は、究極の美しさです。さらに、槌目があることで包丁と食物の間に空気の層ができ、切り離れが抜群に良くなるのです。
黒さんは14年前、越前打刃物の製造・販売をする「タケフナイフビレッジ」で修業を始めました。タケフナイフビレッジでは、複数の刃物会社が工房を共有。若手職人は会社の枠を越えてベテラン職人から技術を学ぶことができます。一般的に保守的で堅いイメージがある伝統工芸。それを覆したからか、今、タケフナイフビレッジには刃物職人を目指し多くの若者が集まってきています。
黒さんをはじめ、タケフナイフビレッジの職人たちの夢は、越前打刃物の伝統を守り、発展させていくこと。そのため、職人自らが越前打刃物の販路開拓へ動き出しています。そんな中、若手職人が中心となって企画したのがアメリカ・ニューヨークでの展示会。福井の伝統産業、眼鏡枠や越前漆器とコラボした新しい包丁を作りました。果たして、越前打刃物は世界で受け入れられるのでしょうか?