私は小さな頃から刃物を削って遊んでいました。
24歳の時に父親の会社に入社し、包丁を削る事を学び始め、日々優れた包丁とは何かと考え、11年間、何万本と包丁を削って分かった事があります。
それはとてもシンプルな事で、良く切れる包丁が優れた包丁であるという事です。
昔ながらの伝統技術、現代の技術を融合させた新しい包丁鍛冶を目指します。
焼き入れ、熱間鍛造、研ぎ、刃付けに至るまでの全ての工程を一貫して行い、包丁を造っています。
切れる物が刃物です。
切れ味でお客様に感動していただく。
それが私にとっての幸せであり、包丁造りの原点です。
切れ味を第一として、包丁造りに努めて参ります。
経歴
1980年7月3日
岐阜県関市に祖父、父が刃物を削る職人の家に生まれる。
2004年2月
父親の会社 小林自研 に入社。
2016年11月
株式会社 礼頂 を設立。代表取締役として就任する。