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のこぎりの歴史紹介 三木・金物資料館で特別展

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兵庫県三木市上の丸町、金物資料館は、鋸(のこぎり)をテーマにした特別企画展「大工道具の歴史」を開いている。伐採や製材に使う杣(そま)道具と大工用の約50点を展示。丸太を縦に切る「大鋸(おが)」にも焦点を当てている。12月3日まで(月曜休館)。
 三木では鋸製造を1737年に開始。金物仲買人の台頭により1815年には52軒の鍛冶があったといい、54年の仲買人の棚卸し帳には「鋸2万9904枚」との記録も残る。
 館内では、14世紀末に中国大陸から伝わったとされる大鋸の歴史を紹介し、前びき大鋸などの杣道具を展示。大工用では、平安-江戸期に形を変えずに使われた万能の「木の葉型鋸」や、江戸後期に細分化された鋸を並べる。三木の名門宮野平次郎や宮野鉄之助が作った鋸も。
 午前10時~午後5時。今月12日と18日には、鋸を使って杉のコースターを終日作れるほか、12日午後1時半~2時半にはみき歴史資料館(同市上の丸町)で、三木の伝統工芸士光川大造氏が「鋸について」と題して講演する。いずれも無料。同館TEL0794・83・1780
(大島光貴)2017.11.3 神戸新聞NEXT

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