Quantcast
Channel: こまんたれBOO!のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3106

刀剣女子 鋭い視線 4月に県博物館で名工「兼定」展

$
0
0

イメージ 1

◆HP閲覧数が6倍 問い合わせ殺到
 美濃の刀鍛冶のブランド「兼定」をテーマに4月27日から岐阜県博物館(関市小屋名)で開幕する刀剣展「兼定 刀都・関の名工」が、日本刀に関心を持つ“刀剣女子”の間で話題になっている。名工で知られる関の和泉守兼定の名刀や新選組副長だった土方歳三の愛刀など兼定の有名な作品が一堂に集まるため、公表後は同館の公式ホームページ(HP)の閲覧数が急増。同館は「若い女性からの問い合わせも増えている」と反響の大きさに驚いている。
 刀剣女子は、日本刀を擬人化した美男子キャラクターが登場する人気オンラインゲームをきっかけに、刀剣に興味を持つ若い女性。名刀鑑賞で各地の博物館などに殺到する姿が話題を集めている。
 兼定は室町時代から明治時代まで続く刀工の名称。16世紀半ば以降は会津(福島県)にも移り、会津兼定十一代は土方歳三の愛刀を作ったことでも知られる。
 同館での大掛かりな刀剣展は2005年以来で、16日に同館のHPで公表したところ、日本美術に詳しいライターの橋本麻里さんがツイッターで紹介。1回の書き込みにリツイート(転載)が千件を超えるなど一気に広まった。
 公式HPも1日当たり100回程度だった閲覧回数が16日には6倍以上に増加。同館の公式ツイッターには、刀剣展の情報にリツイートが集中。普段は1桁程度のリツイートが800件以上に増えた。
 同館では、刀の銘をデザインした美濃和紙の懐紙など刀剣展のオリジナル商品を事前に販売。期間中には関市も関連イベントを検討している。
 県担当者は「兼定をテーマにした刀剣展は全国でも例のない試み」と来場者増を期待している。
岐阜新聞 2018.2.27

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3106

Trending Articles