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「刃物の里」がオープン

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国の伝統的工芸品、越前打刃物の若手職人の育成をめざし研修用の工房などを備えた施設が越前市にオープンし、24日記念の式典が開かれました。
この施設は、越前市が越前打刃物の若手職人の育成などを進めようと、およそ1億9千万円をかけて整備したもので、「刃物の里」と名付けられました。
 式典には関係者ら50人余りが参加し、越前市の奈良俊幸市長が「刃物の里を活用して、技術の革新や継承、後継者育成など、いっそうの産地振興を図ってもらうことを期待します」とあいさつしました。
 「刃物の里」は広さ730平方メートル余りの施設で、後継者育成の講習などを行う「工房棟」と職人の打刃物を紹介する「研修棟」、それに、打刃物の歴史を紹介する「展示棟」の3棟からなります。
このうち「工房棟」では、オープンを記念して「現代の名工」にも選ばれた伝統工芸士が、さっそく包丁作りを実演していました。
 越前打刃物は刃の模様の美しさやすぐれた切れ味などから海外でも高い人気を誇りますが、職人の高齢化が進む中で後継者の育成が課題となっています。
 越前打刃物伝統工芸士会の加茂勝康会長は「この施設を使って若い職人に技術を伝えて育成するとともに、一般の人たちに打刃物のことを知ってもらえる場にしたい」と話していました。


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