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「たたら」製鉄の体験会

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NHK NEWS WEB
島根 松江放送局 2018.10.20 

イメージ 1

かつて鉄の生産で栄えた雲南市で、「たたら」と呼ばれる日本古来の製鉄法を体験する催しが開かれました。
 「たたら」は、炉の中に砂鉄と木炭を入れ、風を送り込んで熱することで鉄をつくり出す製鉄の方法で、江戸時代、鉄の生産で栄えた雲南市で盛んに行われていました。
こうした歴史を知ってもらおうと地元の人たちは毎年、体験会を開いていて、ことしは県内外から9人が参加しました。
 体験会は21日までの5日間の日程で、20日は、参加者が自分たちでつくった高さ1メートルほどの炉に砂鉄や木炭を入れる作業が行われました。
 次々と木炭を入れ、風を送り込むと、炉の中では大きな炎が上がり、参加者は炎の大きさや炉の温度を見ながら木炭の量を調整していました。
 21日の朝まで砂鉄や木炭を加える作業を続けると、150キロほどの鉄の塊が出来上がるということです。
 父親と一緒に参加した愛知県の高校3年生の女子生徒は、「ものづくりの原点を見たようで、とても美しいと感じました。みんなと協力して良い鉄をつくりたいです」と話していました。


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