五香刃物製作所 新商品リリース「下総国光月作 金彩」
昨年リリースした弊社旗艦モデル、白紙一号の「下総国光月作」
この基幹モデルにさらなる加工を加えた上級グレード「金彩」をリリースします。
この基幹モデルにさらなる加工を加えた上級グレード「金彩」をリリースします。
口金を通常の溶接ではなく、真鍮ロウ付けしております。
アセチレン、電気、アルゴンなど通常の溶接は、口金とブレード(母材同士)を溶かしあってくっつけるため、ブレードに多少のダメージを与えてしまいますが(勿論その影響が少なくなるよう、作り込むわけですが)、ロウ付けは材料同士を溶かすのではなく、真鍮ロウを溶かして、材料の間へ流し込む事で、母材を溶着させますので、その影響は通常溶接に比べ格段に少ないと期待できます。
アセチレン、電気、アルゴンなど通常の溶接は、口金とブレード(母材同士)を溶かしあってくっつけるため、ブレードに多少のダメージを与えてしまいますが(勿論その影響が少なくなるよう、作り込むわけですが)、ロウ付けは材料同士を溶かすのではなく、真鍮ロウを溶かして、材料の間へ流し込む事で、母材を溶着させますので、その影響は通常溶接に比べ格段に少ないと期待できます。
また、銘にもロウを流し込んで金彩文字をあしらっております。
金彩文字は現在、印刷、金粉を流し込んで行うことがありますが、これだと、修理や経年で消えてしまうことがありますが、刻印の後にロウを流しておりますので、半永久的に消えることがありません。
金彩文字は現在、印刷、金粉を流し込んで行うことがありますが、これだと、修理や経年で消えてしまうことがありますが、刻印の後にロウを流しておりますので、半永久的に消えることがありません。
ただ、蠟付けの手法、特性から、ロウ付けの技術はもとより、ロウ付けまでの手間が通常の溶接の倍以上あり、また、真鍮ロウの溶融温度が焼き入れ温度に近似しているため、下手なことしたら真鍮が焼き入れで流れてしまう恐れもあるため、いつも以上に勘が必要な作業になります。
そんな手間暇かけた下総国光月作の金彩をよろしくお願いいたします。