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県内最古級の鍛冶工房跡 今治・新谷で出土 

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 【写真】新谷赤田遺跡の県内最古級とみられる鍛冶工房跡。調査員(右)が指す付近に焼けた土の跡が残る=10日午前、今治市新谷

愛媛県埋蔵文化財センターは10日、今治市新谷で県内最古級とみられる弥生時代中期後半―後期前半(約2千~1900年前)の鍛冶工房跡や6~7世紀初頭の円墳が見つかったと発表した。センターは「3年間調査してきた隣接遺跡とともに、遺跡密集地帯としての広がりが明らかになった」と話している。

新谷赤田遺跡は、弥生時代中期後半―後期の集落遺跡で、竪穴建物34棟、掘っ立て柱建物19棟が出土。鍛冶工房と考えられる竪穴建物は、直径約7メートルで鍛冶関連遺構としては小さめ。焼けた土の跡や鉄をたたく際に飛び散る鉄滓(てっさい)、加工時に切り落とされた鉄片のほか、ガラス小玉約40個も見つかった。隣接する新谷森ノ前遺跡のほぼ同時代の鍛冶関連遺構からも多量のガラス玉が出ており、鍛冶に関わる二つの遺構の関係性が考えられるという。

現地説明会は13日午後1時から(小雨決行)。問い合わせは同センター新谷事務所=電話0898(47)2344。







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