2017/1/21 神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201701/0009847368.shtml
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鍛造の作業を見学する欧州の食関係者ら=三木市別所町石野
兵庫県を訪れている英国やイタリアの食の関係者4人が20日、三木市内の刃物製作所2カ所を訪れ、包丁の鍛造や研ぎの現場を視察した。
県産食材の輸出拡大を目指し、日本貿易振興機構神戸貿易情報センターが昨年に続いて企画。4人は16日から酒蔵などを巡り、最終日の20日は南あわじ市で「淡路島3年とらふぐ」の養殖場やタマネギ畑を見た後、三木市を訪れた。
一行は、田中一之刃物製作所(同市別所町石野)で真っ赤に熱した鉄を機械や金づちでたたいて形を整える作業を見学。三寿ゞ(みすず)刃物製作所(同市本町2)では機械を使った研ぎを見て、気に入った包丁を品定めしていた。
ロンドンの高級すし店の元シェフ(43)は「包丁職人が近くにいる三木の板前はうらやましい」と絶賛。ローマで高級食材店を経営する男性(48)は「日本の包丁は長持ちするので気に入っているが、職人の仕事を見せてもらい、技術と心意気を感じた」と話していた。(大島光貴)
県産食材の輸出拡大を目指し、日本貿易振興機構神戸貿易情報センターが昨年に続いて企画。4人は16日から酒蔵などを巡り、最終日の20日は南あわじ市で「淡路島3年とらふぐ」の養殖場やタマネギ畑を見た後、三木市を訪れた。
一行は、田中一之刃物製作所(同市別所町石野)で真っ赤に熱した鉄を機械や金づちでたたいて形を整える作業を見学。三寿ゞ(みすず)刃物製作所(同市本町2)では機械を使った研ぎを見て、気に入った包丁を品定めしていた。
ロンドンの高級すし店の元シェフ(43)は「包丁職人が近くにいる三木の板前はうらやましい」と絶賛。ローマで高級食材店を経営する男性(48)は「日本の包丁は長持ちするので気に入っているが、職人の仕事を見せてもらい、技術と心意気を感じた」と話していた。(大島光貴)