亀岡市内で採掘された天然砥石を使い、包丁研ぎに挑戦する来場者(同市宮前町)
京都府亀岡市の特産品を紹介する展示・体験施設「森のステーションかめおか」が22日、同市宮前町でリニューアルオープンした。市内で採掘した天然砥石(といし)の展示や包丁研ぎ体験が充実し、観光客らでにぎわった。
施設は、地域資源をまちづくりに生かすため、市が昨年10月に開設した。12月からは展示スペースの改装で一時閉館していた。
天然砥石などをテーマにした「匠ビレッジ」を新設。全国有数の産地とされる市内の採掘現場を再現したオブジェを設置し、たがねや、なたなどの道具を並べた。国内外の砥石約300点や、古くから砥石と関わりの深い和食文化なども映像で紹介している。
研ぎ体験コーナーでは、来場者が家庭から包丁を持参し、研師の指導を受けて鋭い切れ味に仕上げていた。家族で訪れた看護師山口啓輔さん(41)=同市古世町=は「砥石が亀岡の特産品と初めて知った。実物の原石に触れることもできて楽しい」と話した。
施設では、薬草の魅力を伝える「チョロギ村」の整備も進め、本年度内にも薬草園や薬膳レストランを設ける。午前10時~午後4時。入場無料。火、水曜休館。
施設は、地域資源をまちづくりに生かすため、市が昨年10月に開設した。12月からは展示スペースの改装で一時閉館していた。
天然砥石などをテーマにした「匠ビレッジ」を新設。全国有数の産地とされる市内の採掘現場を再現したオブジェを設置し、たがねや、なたなどの道具を並べた。国内外の砥石約300点や、古くから砥石と関わりの深い和食文化なども映像で紹介している。
研ぎ体験コーナーでは、来場者が家庭から包丁を持参し、研師の指導を受けて鋭い切れ味に仕上げていた。家族で訪れた看護師山口啓輔さん(41)=同市古世町=は「砥石が亀岡の特産品と初めて知った。実物の原石に触れることもできて楽しい」と話した。
施設では、薬草の魅力を伝える「チョロギ村」の整備も進め、本年度内にも薬草園や薬膳レストランを設ける。午前10時~午後4時。入場無料。火、水曜休館。
2017.4.23 京都新聞