2017年11月4日 琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-607904.html
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【石垣】石垣市大川で鍛冶屋(カンジャー)を営む池村泰欣(やすよし)さん(69)が、国土緑化推進機構が選ぶ「森の名手・名人」に認定され、10月23日、市役所で県緑化推進委員会の平良喜一理事長から認定証を手交された。県内で19人目、市内では4人目の認定となる。
森の名手・名人は森や山に関わる仕事や風土・地域生活に根付いた仕事で優れた技を持ち、模範となる達人が選ばれる。
池村さんは90年ほど前に父・泰仁さんが開業した池村鍛冶屋の3代目で、40年以上前から野鍛冶を営んでいる。材料には廃車の板ばねなどの鉄を使用し、客の細かな要望に応えながら農具や漁具などを伝統的な手打ちで製作している。
池村さんは90年ほど前に父・泰仁さんが開業した池村鍛冶屋の3代目で、40年以上前から野鍛冶を営んでいる。材料には廃車の板ばねなどの鉄を使用し、客の細かな要望に応えながら農具や漁具などを伝統的な手打ちで製作している。
池村さんは「体の続く限り、島に合った鍛冶造りを心掛けたい」と今後の抱負を語った。