NHK NEWS WEB 2019.5.13
広島放送局 トップ
広島放送局 トップ
かつて中国山地の各地で盛んに行われていた日本古来の製鉄方法「たたら製鉄」を体験する催しが庄原市で開かれました。
庄原市の国営備北丘陵公園では砂鉄と炭を燃やして鉄をつくる日本古来の製鉄方法「たたら製鉄」の体験会を毎年、開いていてことしで25年目になります。
12日はおよそ150人が参加してたたら製鉄で日本刀の原料を作っている島根県奥出雲町の「日刀保たたら」の職人たちから指導を受けながら作業を行いました。
専用の工房には2つの炉が用意され参加者たちは火が入れられた炉の中に炭と砂鉄を交互に入れていきました。
そして炉の中の温度が1500度になるように「ふいご」と呼ばれる道具で風を送り込んで火の勢いを強めていました。
原料の砂鉄を入れてからおよそ8時間後と11時間後にそれぞれの炉から真っ赤に熱せられた「けら」と呼ばれる鉄の塊が取り出されました。
今回、作られた「けら」はあわせて72.5キロになったということです。
指導を行った「日刀保たたら」の木原明さんは「全員が結束して頑張って行こうと指導をしていたのでいい『けら』を作ることができました」と話していました。
12日はおよそ150人が参加してたたら製鉄で日本刀の原料を作っている島根県奥出雲町の「日刀保たたら」の職人たちから指導を受けながら作業を行いました。
専用の工房には2つの炉が用意され参加者たちは火が入れられた炉の中に炭と砂鉄を交互に入れていきました。
そして炉の中の温度が1500度になるように「ふいご」と呼ばれる道具で風を送り込んで火の勢いを強めていました。
原料の砂鉄を入れてからおよそ8時間後と11時間後にそれぞれの炉から真っ赤に熱せられた「けら」と呼ばれる鉄の塊が取り出されました。
今回、作られた「けら」はあわせて72.5キロになったということです。
指導を行った「日刀保たたら」の木原明さんは「全員が結束して頑張って行こうと指導をしていたのでいい『けら』を作ることができました」と話していました。