三条 地場産刃物フェアにぎわう
新年を前に包丁や鍋類を新しくしてもらおうと、恒例の即売イベント「年末刃物フェア」が11日から13日まで、三条市須頃1の燕三条地場産業振興センターで開かれた。
フェアでは、包丁や調理器具などの製造メーカー9社がブースを構え、約800種類の商品を特別価格で販売。初日から県内各地の家族連れらが訪れ、スライサーで野菜を試し切りしたり、「包丁は新しく買うのと修理するのとどちらが安い?」などと尋ねたりしていた。
メーンとなる12、13の両日は、包丁研ぎとまな板削りの有料サービスや、くぎ打ち、かんな削りのコンテストなどのほか、県による職人の認定制度「にいがた県央マイスター」10周年を記念した、マイスターの指導によるものづくり体験が行われた。
フェアと並行して、地方創生の交付金を活用し、燕市製品を2割引きで購入できる「ふるさと割(わり)」も25日まで実施している。