日本刀鍛錬も体験 関鍛冶伝承館を見学
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20151220/CK2015122002000013.html
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20151220/CK2015122002000013.html
ケネディ氏は午後、関市南春日町の関鍛冶伝承館を訪問。長男ジョン・シュロスバーグ氏と共に、二十五代藤原兼房さん(58)ら刀匠が大槌(づち)で玉鋼を打って不純物を取り除く「折り返し鍛錬」の実演を見学した。激しく火花が飛び散る様子をスマートフォンで撮影したり、重さ五キロの大槌を手に鋼を打つ体験をしたりした。
古式日本刀鍛錬を体験するケネディ大使(左)=関市の関鍛冶伝承館で
ケネディ氏は館内展示の刀も見学し、「名刀はどこで見分けるのか」「戦場で使われたのか」と熱心に質問。藤原さんから「刀は刃に山の景色を施したりもする。心を入れるものです」と説明されると深くうなずき、日本語で「ありがとう」と声を掛けていた。
伝承館では、古田肇知事と尾関健治関市長が案内役を務めた。
中日新聞(小川慎一)
****************************************