「京都の美を彩る手技 伝統を守り続ける“最後の職人"」
2016年6月7日(火) 19時00分~20時54分 BS朝日1
http://www.bs-asahi.co.jp/otonano_syakaika/
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千年の都・京都に残る「日本最後の職人」たちに密着!この一軒の継承が途絶えてしまうと日本から無くなってしまう…。知られざる京都の美の秘密・職人の世界に迫る!
今回の社会科見学
「鬼瓦」や「鍾馗」を作る京都最後の鬼師:京の街を見上げると、屋根には“鐘馗さん(道教系の神様)"が。京都では、魔よけとして屋根に付けられるようになったとされている。京都で唯一、今も鐘馗さんを作り続ける瓦職人に密着!ナビゲーターの古田敦也が工場を訪ね、その最大の特徴“磨き"の作業を体験!
有職御木具師:「有職御木具師」とは、宮中や公家に仕え、日用品や儀礼に使う道具を納めていた職工たちのこと。かつては4家あったが、今も末裔として仕事をしているのは「橋村家」だけ。平安遷都の時代より、受け継がれてきた技と心で、数々の茶道具を生み出す。
手磨き鏡師:日本最後の手磨き鏡師に密着。鋳造10年・削り10年・研ぎ10年…一人前の鏡師になるには30年かかるといわれる。その精巧な技術により生まれた“魔鏡"は、2014年、安部総理がローマ法王と会談した際、贈呈品として献上された。江戸時代、キリスト教を禁じられた信者は、一見するとただの鏡に光を照らすことで浮かび上がるキリストの姿に祈りを捧げた。“魔鏡"の技術を受け継いだ最後の継承者を訪ねる。
【出演者】ナビゲーター:古田敦也