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自分だけの包丁作りに挑戦 三木、親子36人参加

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兵庫県三木市の金物職人と協力して、親子が子ども用のオリジナル包丁を作るイベント「『包丁一丁』親子開発会議」が31日、同市内の刃物製作所2カ所で開かれた。同市と神戸市の親子17組36人が参加し、包丁の構造を学んだり、製作の現場を見学したりした。(大島光貴)


 本物の包丁を知り、もっと料理を楽しんでもらおうと、各地で子ども料理教室を開く「神戸親子遊び推進協会」(西原亜希子代表理事)が企画。8、9月の製作に向けた意見交換を経て、12月に完成させる。

 参加者は三寿ゞ刃物製作所(三木市本町2)で、3代目宮脇大和さん(48)から「日本の包丁は、軟らかい鉄と硬い鋼を合わせてできている」と説明を受け、「柄」「刃先」「しのぎ」など各部の名称を教わった。機械を使った包丁研ぎ、金づちとたがねを用いて名前を彫る「銘切り」の実演もあった。

 田中一之刃物製作所(同市別所町石野)では、鉄と鋼を付ける鍛接(たんせつ)や形を整える鍛造を見学。田中誠貴(しげき)代表(39)が、炎で熱して真っ赤になった鉄を機械や金づちでたたき、少しずつ包丁の形に仕上げていく様子を見守った。作業を体験した児童らは「熱い」「重い」と声を上げていた。

 親子3人で参加した広野小5年の男児(10)=同市さつき台=は料理の手伝いをよくするといい、「職人の人はすごいと思った。大好きなようかんやイチゴ大福がきれいに切れる包丁を作りたい」と意気込んだ。

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