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三星刃物、国内本格展開 自社ブランド包丁新開発

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三星刃物が開発した包丁「和 NAGOMI『丸 MARU』シリーズ」

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刃物製品を欧米向けに相手先ブランドにより供給(OEM)している三星刃物(岐阜県関市下有知、渡邉隆久社長)が、国内市場の開拓に乗り出した。1873年の創業以来初となる国内向け自社ブランドの包丁「和 NAGOMI『丸 MARU』シリーズ」を開発、9月に販売を開始した。手作業が多く、月1千本のペースで生産しているが、来年中に月産2千本まで高めていく方針。
同社は欧米向けのOEMで大量生産するビジネスモデルを展開。自社ブランド開発は、価格競争に巻き込まれないよう経営の柱の分散を図るとともに、作り手の思いを主張するため3年かけて開発した。
包丁はいつか切れなくなるのがユーザーの悩みなので、「丸 MARU」シリーズは、家庭での研ぎやすさ、使いやすさ、疲れにくさを追求。刃は切れ味を長持ちさせるため硬い材料がトレンドだが、研ぎやすくするため敢えて適度な硬さの材料を使い、その中で硬度を追求し切れ味を実現。重くも軽過ぎもせず、握りやすい形状のハンドルは一本一本を手作業で磨き上げている。三徳、ペティ、パン切り用の3アイテムを先行発売、さらに3アイテムを11月中にも発売する。
自社ブランドは約4年前、海外向けに「和 NAGOMI」シリーズを開発。ダマスカス包丁と呼ばれる製品で、特に海外で人気のタイプだった。今後、自社ブランドは全く新しいコンセプトの「和 NAGOMI」の「丸 MARU」シリーズをメーンとして展開。国内市場を開拓した上で、来年2月のドイツ・フランクフルトの展示会に出展し、海外でも「丸 MARU」シリーズの展開を目指す。
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岐阜新聞Web 10月24日配信

http://nagomi.mitsuboshi-cutlery.com/
三星刃物株式会社
岐阜県関市下有知5178番地
https://www.youtube.com/watch?v=FGT328QWg4M

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