鍛冶屋を営む人
浜松市天竜区
「少しは休めっていわれてね。でも、90歳までは働きたいよ」(PDF:143KB)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-shinko/ward/tenryuku/inaka/documents/028.pdf
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-shinko/ward/tenryuku/inaka/documents/028.pdf
まる70年
「今年、83歳。14歳から始めたから来年で、まる70年になるね」
そう笑顔でお話してくれたのは、今では静岡県内では2か所のみという鍛冶屋を営む、片桐さん。
そう笑顔でお話してくれたのは、今では静岡県内では2か所のみという鍛冶屋を営む、片桐さん。
「30代で親父が倒れてね、そこからは一人で・・・二代目になるね」
懐かしそうに昔を思い出しながら、語ってくれました。
懐かしそうに昔を思い出しながら、語ってくれました。
ここは静かな山あいの街並み、天竜川の中流に位置する佐久間町西渡地区。
今日も”カンチンコンチン”と、片桐さんの叩くハンマーの軽快なリズムが山々に響き渡ります。
今日も”カンチンコンチン”と、片桐さんの叩くハンマーの軽快なリズムが山々に響き渡ります。
真っ赤に焼けた鉄を水に浸けた片桐さん。
じゅわーという音とともに、白い湯気が上がりました。
じゅわーという音とともに、白い湯気が上がりました。
全国から注目が
今では珍しい鍛冶屋さん。テレビ局などからの取材が絶えません。
使い慣れた道具が並ぶ作業場で工程を何日間かにわけ、包丁、鉈、下刈り鎌などを作ります。
使い慣れた道具が並ぶ作業場で工程を何日間かにわけ、包丁、鉈、下刈り鎌などを作ります。
「1年間で、だいたい1000丁ぐらいになるのかな」
今まで、作り上げた品物は数えきれません。
今まで、作り上げた品物は数えきれません。
「テレビを見たっていってね、電話をくれるだよ。今も忙しくて・・・」
そう語りながらも、何だかうれしそうです。
そう語りながらも、何だかうれしそうです。
目標、まずは90歳まで現役
「今は、朝5時くらいに起きて、7時半くらいから夕方まで働くかな。
少しは休めって言われて日曜は休むようにしたよ」まだまだ、現役です。
少しは休めって言われて日曜は休むようにしたよ」まだまだ、現役です。
平成元年にイベントへの出展を勧められ、今ではご自分から出展の申し込みするほどに。
秋のイベントシーズンは大忙しです。
秋のイベントシーズンは大忙しです。
お話を伺っている最中にもお客さんが。
「90歳までは働きたいよ」
「90歳までは働きたいよ」
90歳とは言わず、もっともっと続けてください。
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片桐鍛冶店
静岡県浜松市天竜区佐久間町大井2444-4
053-964-0146
片桐鍛冶店
静岡県浜松市天竜区佐久間町大井2444-4
053-964-0146