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伝統の木材加工技術を次世代へ 京都で「匠の祭典」

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京都新聞 7月18日配信

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伝統的な木材加工道具のまさかりややりがんななどの技を学ぶ「ハツル ケズル 切ル 匠(たくみ)の祭典~匠の技を次世代へ~」が17日、京都市右京区京北鳥居町の京北森林組合加工センターで始まった。
  全国の宮大工や刃物職人、林業関係者らでつくる団体「伝統文化『担い』」の主催。技術を継承する職人の技を見ようと、京都市をはじめ、中部地方や九州などから約200人が来場した。
  初日は、岐阜県や静岡県の職人による技の講習会があった。まさかりを使って丸太を少しずつ削る「はつり」や、木枠にはめた大のこぎり「枠鋸(わくのこ)」を使い、2人がかりで丸太から板を切り出す作業などを実演した。来場者たちはビデオカメラで撮影するなど熟練の技に見入っていた。
  同団体の世話人で、のこぎり研ぎ職人の長津勝一さん(83)=京都市北区=は「職人の技術は機械化で廃れつつあるが、日本の木造住宅を作るために受け継がれてきた。高度な技術をぜひ間近で見てほしい」と話していた。
  祭典は18日まで。午後1時から職人による技能大会を開く。

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