平成27年11月28日(土)~平成28年2月14日(日)
長船長光の太刀
鉄の展示館で収蔵及び寄託している古刀から現代刀の名刀を一堂に展示。
【1階】 古刀・新刀の名刀展
主な作品
・福岡一文字吉房の太刀:鎌倉時代(重要刀剣) 備前福岡一文字派を代表する名工。「岡田切」吉房として有名
・長船長光の太刀:鎌倉時代(重要刀剣) 備前長船の始祖「光忠」の子で、長船派隆盛のもとを築いた
・伝長船長守の刀:南北朝時代(重要刀剣) 相伝備前の長義一派の名工
・長船盛光の脇差:室町時代 応永備前を代表する名工で、長船康光とともに双璧といわれる
・金房兵衛尉政次の薙刀:室町末期 天下三名槍「日本号」を製作したとされる金房一派の中心刀工。宝蔵院流槍術の十文字槍など手がけた
・三善長道の刀:江戸前期 陸奥国会津藩の刀工。新刀上々作にして最上大業物。「会津虎徹」や「会津正宗」などと称される名工
・水心子正秀の脇差:江戸後期 復古刀を唱えた新々刀期を代表する名工。門下には、細川正義、大慶直胤、長運斎綱俊等、多くの逸材を輩出
・山浦真雄の長巻直:江戸末期 源清麿の兄であり師でもある。清麿に匹敵する名刀を製作した信濃を代表する名工
・正直の刀:江戸末期(重要刀剣) 源清麿を師とし、作風は清麿に酷似して、非常に巧者であるが、現存数が大変少ない名工
・奥元平の刀:江戸末期 薩摩新々刀の双璧といわれ、屈指の名工であった奥大和守平朝臣元平の孫である2代目
【2階】 宮入行平とその愛弟子たち
昭和40年ごろの宮入刀匠と門弟たち
出品刀工
・宮入行平(人間国宝)
・宮入清宗
・高橋次平(長野県宝)
・大隅俊平(人間国宝)
・大久保和平
・キース・オースチン・延平
・藤安将平
・上林恒平(秋田県無形文化財)
・宮入小左衛門行平